クルーズ コントロール インターフェース

 

クルーズ コントロール(GR)を作動要求すると、AGS コントロール ユニットは制御走行用の専用シフト プログラムへの切り換えを行います。 このシフト プログラムにより、この作動状態で引き出すことのできるエンジン性能を、十分に利用することができます。 この場合、隣り合う 2 つのギア間で頻繁に繰り返されるシフト チェンジなどのような、不安定なシフトが最小限に抑えられます。 突然異なるシフト特性が現れないように、遅延時間を設けています。

コントロール ユニットからトランスミッション コントロール ユニットへの情報の伝達は、シリアル インターフェースを介して行われます。 単一ケーブルによって約 25 baud のデータが伝達されます。

シフト プログラムは以下の走行状況を考慮します:

走行状況

特性

定速走行

快適さ重視、低回転数レベル

レジューム

最大トルク設定

加速プロセス

最大トルク設定

減速プロセス

最適な減速を得るためシフト アップしない