ABS/ASC5

一般事項

ABS/ASC5は自己診断が可能です。次の診断機能を利用することができます:

診断情報の交信は双方向の診断ケーブルにより行われます(インターフェース)。

重要!

ABS/ASCコントロールユニットは不揮発性のディフェクトメモリーを持っています。保証の場合は、テストコードをプリントアウトし、ディフェクトメモリーは消去しないでください!

ディフェクトメモリー

故障がない場合でも、特定の異常作動のためにABS/DSCコントロールユニットに、同一の環境条件下における2つないし3つのABSセンサーの故障がメモリーされる場合があります。

以下のような原因が考えられます:

イグニッションが診断中にオフにされ、再びオンにした後で初めてディフェクトメモリーが更新された

シミュレーション

故障がある場合は(「現在故障がある」の表示)、シミュレーションは実施できません。

シミュレーションが正常に実行されれば、テスターへの応答は行われません。