クルーズコントロールはDSCコントロールユニットのCANメッセージである速度信号V1を調整値として利用し、その値から必要な充填量を算出します。 FGRの作動(オフ条件または作動禁止条件が存在しない限り)には、E31とE38で違いがあります。
従来のEMLが抵抗値によるコーディングと、そこから導き出されたアナログ電圧を介してデータを伝送するのと同様にして、E31は操作レバーからEML�Sコントロールユニットにデータを伝送します。
E31では以下の機能が操作可能です。LSSは複数の機能を同時に操作できないように設計されています。
E38はMFLからEML�Sコントロールユニットへのデータをデジタル信号で伝送します。 最も優先度の高いものを「オフ」とする優先度表に従って検知されるため、MFLのキーには、複数の機能を同時に操作できないようにする機械的ロックの必要はありません。
ドライバーの操作ミスを避けるため、マルチファンクションステアリングホィールでクルーズコントロールを操作するためには、まずダッシュボードのクルーズコントロールメインスイッチをオンにしなければなりません(メーターパネルのクルーズコントロール表示灯が点灯)。その後で以下のような機能が操作可能になります:
どちらのモデルにも作動禁止条件およびオフ条件があります。
DSCメッセージにCANバス不良またはブレーキスイッチの故障の場合、作動が禁止されます。
クルーズコントロールの作動はEML�Sコントロールユニットによってソフトオフ(プログラムオフ)またはハードオフ(システムオフ)になります。