ミス ファイア検知

 

ミス ファイアは、クランクシャフト回転数が不規則であることに原因があります。これはセグメント時間の変化を介して検知することができます。

レファレンス マーク センサー(= クランクシャフト センサ ー)を介して、継続してセグメント時間が算出されます(センサーのパルス ホィールの一定数の歯が通り過ぎる時間)。エンジン作動中は、このセグメント時間が常にチェックされます。故障時は、故障がメモリーされ、該当するシリンダーの噴射が停止されます。

ヒント

DME コントロール ユニットまたはパルス ホィールの交換後は、センサー ホィールの学習を行います。パルス ホィールのみを交換した場合は、まずセンサー ホィール学習値を消去します(コントロール ユニットを約 5 分間、電圧供給から離します)。エンジン ブレーキ時にエンジンが最低 10 秒間作動すると、センサー ホィール学習が自動的に実行されます。センサー ホィール学習を参照。