Siemens SBDH のログイン/ログオフ
Siemens SBDH のログイン/ログオフ
SBDH のログインは Eject ボックス内にある WDCT スイッチを使用して行います。2 つの SBDH(タンデム装置)をログインすることもできます。新たにログインするごとに、事前にこれまで使用していた受話器をログオフしなければなりません。その場合に、コントロール ユニット内のログインに必要なメモリー容量が古いデータで一杯にされていないことが必要ます。ログオフの際、原則として 2 つのメモリー エリアがリリースされます。交換されていないモバイル部品も再び新たにログインしなければなりません。
ヒント:ビット 2 コントロール ユニットが交換される場合、付属の SBDH は事前にログオフされなければなりません!
コントロール ユニットによるログオフが不可能な場合、SBDH を直接ログオフすることもできます。その場合、SBDH をオフにします。ボタン 1-4-7 を同時に押し続け、スイッチ オン ボタンを操作します。SBDH に「モバイル部品サービス」が表示されます。その後、コード 78728 を挿入し、「ログオフ」を選択します。2 度「OK インプット」の後、SBDH がログオフされます。
SBDH の手動によるログイン
- Eject ボックス内の WDCT スイッチを「1」にします。
- Kl.R をオンにし、自動車電話システムが作動準備状態になるまで待ちます。
- Kl.R をオフにし、10 秒以内に WDCT スイッチを再び「0」にします。
- WDCT スイッチを 1 〜 5 秒以内に再び「1」にします。
- それに続く 30 秒以内に SBDH をオンにすると、ディスプレイに「ログインしてください」が表示されます。
- ソフト キー「OK」でログインを確定します。
- ユニット コードを入力します(工場での調整:0000)を「OK」で確定します。
- ディスプレイに「ログイン中」が表示され、しばらくすると、SBDH ディスプレイに操作面が表示されます。
SBDH のログオフ
ログオフの方法は自動車電話システムの作動モードに合わせられます。2 種類の方法があります。
個別装置からの SBDH のログオフ
- ログインした SBDH のメニューを介して、「ローカル調整 - サービス機能 - ログオフ」を呼び出します。
- 選択から「専用モバイル部品」を選択し、「OK」で実行します。
- セキュリティ確認を「はい」で確定すると、SBDH はログオフされます。
タンデム装置からの SBDH のログオフ:
- ログインした SBDH のメニューを介して、「ローカル調整 - サービス機能 - ログオフ」を呼び出します。
- 選択から「他のモバイル部品」を選択し、「OK」で実行します。
- セキュリティ確認を「はい」で確定すると、SBDH はログオフされます。
2 つの受話器は「個別装置からの SBDH のログオフ」で順にログオフされます。
DIS を介した SBDH のログイン/ログオフ
SBDH は DIS のコントロール ユニット機能を介しても自動的にログイン/ログオフされます。
受話器をログインするには、以下のように行います:
- Eject ボックスから受話器を取り出します。
- SBDH のディスプレイに「ログインしてください」が表示されます。
- SBDH をオフにします
- テスターまたは Modic のサービス機能を介して、「受話器をログインする」を選択します
- 30 秒以内に SBDH を再びオンにします
- SBDH のディスプレイに「ログインしてください」が表示されます。
- ログインの確定後、ユニット コード「0000」を入力し、実行します
- ディスプレイに「ログイン中」が表示されます。しばらくすると、ログインが終了します。
- SIM カードを挿入すると、操作面が表示されます。SIM カードが挿入されていない場合、ディスプレイにメッセージ「カードを入れてください」が表示されます。
注意!
顧客がユニット コード「0000」を変更した場合、ユニット コードは DIS を使用して「0000」にリセットされます。
受話器をログオフするために、対応するコントロール ユニット機能を作動させなければなりません。SBDH のディスプレイに「ログインしてください」が表示されます。
優先事項:
受話器のログイン および
ログオフ
をサービス モジュールのサービス機能を介して実行します。