液晶表示

 

一般事項

全車の液晶ディスプレーのバックアップ照明は、発光ダイオード(LED )によって行われます。発光ダイオード(LED )は、オドメーターを含むサービスインターバルインディケーター(SIA )、総走行距離メーター、トリップメーター、外気温度計、またはオンボードコンピューターの表示機能およびチェックコントロールメッセージをバックアップ照明します。

オンボードコンピューター機能

オンボードコンピューター機能が備わっていなかったり、コーディングされていない場合、メータパネル(ベーシック)は外気温度のみを表示します。

チェックコントロールメッセージ

(特定のモデルシリーズの)オプションとして、メーターパネル(ベーシック)には、チェックコントロールメッセージ用の液晶ディスプレーがあります。車両シンボルは、ライトチェックモジュールからチェックコントロールメッセージが送られてきた場合のみ、バックアップ照明されます。チェックコントロールメッセージの液晶ディスプレーには、左右のロービーム、テールライト、およびブレーキライトの故障が表示されます。ブレーキライトスイッチに故障があると、両方のブレーキライトが故障と表示されます。センターブレーキライトが故障した場合は、ライトチェックモジュールにより右ブレーキライト用のシンボルが表示されます。 同時に他の照明故障が発生すると、これも合わせて表示されます。

「ウォッシャー液補充」のメッセージも同様に、チェックコントロールメッセージの領域に絵で示されます。点灯故障メッセージおよび「ウォッシャー液補充」のメッセージは、ボディバス(Kバス )を介して、ライトチェックモジュールからメーターパネルへ送られます。「ウォッシャー液補充」のメッセージは、特別な表示方法となっています。メッセージは、次のターミナル15が「オフ」になるまで表示され、その後60秒たつと消えます。メッセージの再評価は、この次にターミナル15が「オン」になった時に行われます。

「ドア開放」のメッセージは、4つのドアとトランクリッドについてそれぞれ独立して表示されます。これらのメッセージは、メーターパネルのジェネラルモジュールからボディバス(Kバス )へ送られます。