静電流カット オフ

電気的な静電流カット オフにより、ターミナル 30 で静電流を吸収する負荷がオフになります。静電流カット オフは負荷遮断リレー K72 を介して行われます。

さらに、リレー K72 には電圧フィルターが内蔵されていて、バッテリー回路のリプル電圧を抽出します。このフィルターはステアリング コラム メモリーおよびシート メモリーのモーターに必要です。

以下のシステムは静電流カット オフに接続されています:

リレー K72 の制御はターミナル 15 および「負荷遮断」信号を介して ZKE 3 のジェネラル モジュールにより行われます。

負荷遮断信号

負荷遮断信号は ZKE 3 のジェネラル モジュールにより切り換えられます。

Kl.R がオンのとき B+ はジェネラル モジュールによりリレー K72 に切り換えられます。Kl.R がオフになって 16 分後にジェネラル モジュールはバッテリー電源をオフにします。

Kl.R または Kl.15 がオンになったとき、または ZKE 3 のインプット側で信号が変化した(ドアのオープン、エンジン フードのオープン、ドアのロック解除など)とき、リレーは再度オンになります。

Kl.15(リレー K72 のピン 8 への信号)がオンのとき、静電流カット オフは負荷遮断信号の状態に関係なく、接続された負荷用のバッテリー電源をオンにします。