エア マス メーター DDE 5.0

エア マス メーターは、エンジンから吸入されるフレッシュ エアの量を測定します。

エア量は以下の機能の測定値として利用されます：

• EGR 制御
  
• 限界量の演算
  

機能

DDE コントロール ユニットは、エア フロー メーターに以下のように電圧とグラウンド接続を供給します：

• U_HR、バッテリー電圧
  
• U_HFM、供給電圧 5 V
  
• M_HFM、グラウンド
  

吸入されたフレッシュ エアの量に応じて、エア フロー メーターが信号 A_HFM を介して DDE コントロール ユニットに測定電圧を伝えます。この測定電圧は、mg/ストローク/シリンダー単位のエア量に変換されます。

故障時の処理

エア マス メーターは、以下の故障をモニターします：

• 3FB0、エア量が多すぎるか、または信号が B+ へショート
  
• 3FB1、エア量が少なすぎるか、または信号が B- へショート
  
• 3FC0、アイドリング時の信号のばらつきが大きすぎる
  
• 3FD0、負荷時の信号のばらつきが大きすぎる
  

故障 3FC0 と 3FD0 は、エア マス メーターの同期によって検知されます。サービス機能「エア マス メーターの同期」を参照。

結果：

• EGR システムの停止
  
• チャージ圧コントロールの停止
  
• 量の制限
  
• エンジン回転数に応じた基準値のアウトプット