予熱装置 DDE 4.0

グロー プラグの電圧供給はグロー リレーを介して供給されます。 このリレーは DDE コントロール ユニットにより切り換えられます。

グロー プラグはペンシル型仕様のグロー プラグとして製作されており、並列に接続されています。

予熱コントロール

予熱時間はクーラント温度とバッテリー電圧に左右され、予熱/DDE メーター パネルに表示されます。

予熱

5 °C 以下では最低 4 秒予熱され、温度の低下とともに予熱時間は増大します。

後加熱

アイドル特性および排気ガス特性を改善するために、エンジン スタート後、20 °C 以下で後加熱が行われます。

始動可能予熱

予熱時間の終了後、エンジンが始動せず、イグニッションがオンのままである場合、約 10 秒間始動可能予熱が行われます。

故障時の処理

DDE コントロール ユニット マスターは、リレーの制御中にショート/断線を検知します(故障種類「制御ショート...」または「制御断線...」)。 故障がグロー プラグ、予熱リレーまたはリレーの供給電圧に存在する場合は、DDE マスター コントロール ユニットは信号 S_GRS を介して、該当する予熱リレーから故障メッセージを受け取ります(故障種類「予熱システム エラー」)。 故障が発生すると、故障 3505「予熱装置」がメモリーされます。