プリフィード プレッシャー センサー DDE 4.0

プリフィード プレッシャー センサーはフューエル フィルター裏側のフューエル フィード内の絶対圧(プリフィード プレッシャーと大気圧の合計)を検知し、燃料供給装置のモニターに用いられます。

プリフィード プレッシャー センサーはフューエル フィルター ハウジング内に内蔵されています。 DDE コントロール ユニットはセンサーにグラウンド接続(M_KND)および 5 V(U_KND)の供給電圧を供給し、センサーは DDE コントロール ユニットに該当する測定電圧を供給します(EA_KND)。

プリフィード プレッシャー センサーのモニター

故障時の処理

プリフィード プレッシャー センサーが電気的に故障の場合は、故障 1255「プリフィード プレッシャー センサー」がメモリーされます。

結果：

• 代替値として 4 bar がアウトプットされます。
  

プリフィード プレッシャーのモニター

プリフィード プレッシャーはエンジン始動中およびエンジン回転中、規定値/実測値の比較によってモニターされます。 DDE がプリフィード プレッシャーの規定値からの許容できないずれを検知すると、故障 1260「プリフィード プレッシャー モニター」がメモリーされます。

結果：

• ずれに応じて噴射量が低減されるか、またはエンジンが停止し、エンジン始動が不可能となります。