エア マス システムは、エンジンへ各作動ポイントごとにフレッシュ エアを最適に供給する複数のコンポーネント グループから構成されています。このコンポーネント グループの機能故障は出力不足、黒煙など走行時に複数の不具合を引き起こします。
エア マス システム テストはエア マス システム全体を点検し、故障したコンポーネント グループの故障原因を明確に特定できるようにします。
エア マス システムは以下のコンポーネントから構成されています:
プログラムは点検を自動的に評価し、以下のトラブルシューティングのためのその他の手順を設定します。
自動評価のために参照される測定値は、点検後、表示されます。測定値は、診断記録に印刷され、問題が生じた場合の判定のために利用されます。
表示値 |
意味 |
計算されたエア量 |
アイドリング時および 3500 rpm 時のエア マス メーターからの計算されたエア量 |
測定されたエア量 |
アイドリング時および 3500 rpm 時のエア マス メーターからの測定されたエア量 |
低減 TV60 - TV75 |
60 % 〜 75 %の EGR 制御時のエア量の低減 |
勾配 TV60-65 |
60 % 〜 65 %の EGR 制御時のエア量の低減の勾配 |
勾配 TV65-70 |
65% 〜70%の EGR 制御時のエア量の低減の勾配 |
差 TV60 - TV75 |
チャージ圧コントローラーの最小と最大間の 60% 〜 75 %の EGR 制御時の低減の差 |
ターン フラップは、EGR およびチャージ圧コントロールの点検の開始時にプログラムによって開けられます。ターン フラップの機能故障は、エア マス システム テストにはほんのわずかしか影響を及ぼしません。
走行時のターン フラップの機能故障は以下の影響を及ぼします: