ブレーキ ライト スイッチの妥当性/プレッシャー センサーのゼロ偏差

スリップ コントロール ユニットがブレーキ ライト スイッチをプレッシャー センサーを通じて点検します。

考えられる故障原因：

• ブレーキ ライト スイッチの調整が不適切
  
• プレッシャー センサーの故障
  
• プレッシャー センサーとスリップ コントロール ユニット間の配線の不良
  

メモリー条件：

この故障は、ブレーキ圧が 15 bar を超えたときにブレーキ ライト スイッチが何の信号も送らない場合に登録されます。

トラブルシューティング：

• エンジン回転中にブレーキ ペダルを、ブレーキ ライト スイッチが応答するまでゆっくりと踏み、そのときのブレーキ フィード圧を点検します。 ブレーキ フィード圧の表示とブレーキ ライト スイッチのステイタスについては、コントロール機能を参照してください。
  
• ブレーキ フィード圧が 2 bar を超える場合 、ブレーキ ライト スイッチを調整する必要があります。
  それでも状況が変化しない場合には、プレッシャー センサーを交換する必要があります。
  
• ブレーキ フィード圧が 2 bar 未満の場合 プレッシャー センサーとスリップ コントロール ユニット間の配線を点検する必要があります。
  ハーネスに故障がない場合は、BMW ホット ラインにお問い合わせください。
  
• 終了テスト：
  ディフェクト メモリーを消去し、以下の手順を 3 回行います：
  エンジン回転中にブレーキ ペダルを、ブレーキ ライト スイッチが応答する位置の直前までゆっくりと踏みます。ブレーキ ペダルをこの位置に 2 秒間保持します。
  その後も再び故障「69 ブレーキ ライト スイッチ妥当性」や故障「72 ブレーキ ライト スイッチ ゼロ偏差」が登録される場合は、BMW ホット ラインにお問い合わせください。
  

ヒント

• この 2 つの故障のどちらかが登録される場合、以上の原因の他にブレーキ ペダルの操作速度なども故障原因に関連しています。