5A 短時間の断線
考えられる故障原因:
- Kl.30 からの舵角センサーへの電源供給が中断しているか、または短時間中断した。
メモリー条件:
- 4 輪駆動車の場合、イグニッション オンの後、DSC に現在のステアリング位置を知らせる信号がないと、DSC は作動せず、ABS 警告灯、DSC 警告灯、およびブレーキ一般警告灯が常時オンになり、故障が登録されます。
舵角センサーが現在のステアリング位置をパラメーターで計算できた場合、DSC は作動し、警告灯はオフになります。しかし、故障は引き続き登録されます。
トラブルシューティング:
- 故障が現在存在していなくて、繰り返し発生しない場合、故障を無視できます。
- 電源供給の中断後、DSC がこの故障を示す場合、ステアリング ホィールをストップ位置からストップ位置へ回すか、または短時間(約 50 m)直進することで、舵角センサーは現在のステアリング位置を検知できます。
- イグニッション オンのたびに、警告灯がオンになるか、繰り返し故障が発生する場合、舵角センサーに関するトラブルシューティングを続行する必要があります。
舵角センサーの電源供給(Kl.30)を点検します。 テスト モジュール B3714_00001 の(舵角センサー/電源供給)に、KL.30 の中断カウンターにが用意されています。
ヒント:
- 配線のテストおよび接触不良の点検は、「プリセット測定」でできます。