ターン フラップ コントロール DDE6.0

ターン フラップはエアのスワールを改善します。その結果、排出ガス値が改善されます。

制御式ターン フラップは、インテーク マニフォールドのタンジェンシャル ポート内にあり、作動状態に応じて開閉されます。(電動)制御式ターン フラップの場合、ターン フラップ アクチュエーターが回転数を上げることでターン フラップを開けます。以下の条件下でターン フラップは閉じます:

ターン フラップは、以下の場合通常は開いたままです:

機能

プレッシャー コントローラーはホースを介して、バキューム ボックスをバキューム供給口に接続します。DDE コントロール ユニットによる制御の場合、切換バルブがバキューム圧をバキューム供給口に切り換えます。バキューム ボックスは、調整ロッドを操作し、ターン フラップを閉じさせます。ターン フラップが開いている場合は、調整ロッドはリア ストップ位置にあります。

故障時の処理

プレッシャー コントローラーの制御時に故障が発生すると、以下の故障が検知されることがあります:

故障の影響

ターン フラップが開いた状態で固着した場合:排気ガス特性が低回転数域で悪化します。その他の影響はありません。

ターン フラップが閉じた状態で固着した場合:高回転域で約 10 % の出力低下