2 軸式エア スプリング車高調整

エア スプリング システムに関する作業後、補正値が当該コントロール ユニットへ入力されなければなりません。この補正値は、ホィール リム サイズと実測値の入力後、このテスト モジュールで自動的に算出され、コントロール ユニットへインプットされます。

サービス機能

車高調整は以下の作業後、必ず実施する必要があります:

- コントロール ユニットの交換

- 1 個または 2 個の車高センサーの交換

- ハーネスの交換

車高調整を行う前に以下の点を確認する必要があります:

車両は水平な状態であること。

シャシーに力が加えられていてはならない。

エア スプリングは調整されていること(安全のためにエンジンをオン/オフする)。

電源供給が確保されていること(バッテリー電圧を点検する)。

車高調整中、車両へ荷物の積み下ろしをしてはならない。

調整前にもう一度車高を点検します。

車高調整後、生産ライン モードは自動的に消去されます。制御は、システムにより走行中に開始されます。

サービス テスト モジュールがメッセージ「車高調整が正常に終了しました」をアウトプットすると、直ぐに車高調整は終了します。場合によっては、わずかな傾きが発生したり制御が行われない場合は、以下のように調整することができます:

- エンジンをオン/オフします、または

- 荷物を積み、続いて下ろします(少なくとも 200 kg)。