ユニバーサル チャージャーおよびハンズ フリー ユニットは、bluetooth 方式で使用可能な携帯電話を車両のハンズ フリー ユニットや操作エレメントと接続する際に必要になります。
コントロール ユニットは、システムの中心的コンポーネントです。 コントロール ユニットには、Bluetooth 方式携帯電話と車両間の交信に必要な電子回路が内蔵されています。
Bluetooth 方式アンテナは、コントロール ユニットに接続されています。 Bluetooth 方式の送受信ステップは、コントロール ユニットにあります。
アナログ方式のマイクロフォンが、ユニバーサル チャージャー/ハンズ フリー ユニットのコントロール ユニットに接続されています。
*ベース プレートはセンター コンソールにあって、車両と何種類ものスナップ イン アダプターを電気的に接続しています。 ベース プレートには、通話を受けるための「Push to talk」ボタンが付いています。
スナップ イン アダプターは、ベース プレートと携帯電話を電気的に接続します。 スナップ イン アダプターによって、携帯電話と携帯電話から車両へのアンテナ接続部へ電源が供給されます。 bluetooth 方式の携帯電話の中には、スナップ イン アダプターが入手可能なものがあります。
ユニバーサル チャージャーおよびハンズ フリー ユニットが使用可能となるためには、携帯電話がまず、ULF に接続されていることが必要となります。 さらに、ULF を「識別モード」にすることが必要です(Kl.R がオンになっている状態で携帯電話ホルダーの「Push to talk」ボタンを押し続け、約 2 秒後にボタンを離します)。 識別モードも BMW 診断システムのコントロール ユニット機能で作動させることができます。 オンボード モニター/MID 上の 3 つの LED が点滅したら、ユニバーサル チャージャーおよびハンズ フリー ユニットは識別モードになっています。 接続プロセスは、携帯電話のメニューからしか、行うことができません。 接続を確立する場合、ユニバーサル チャージャー/ハンズ フリー ユニットの Bluetooth コードのインプットが必要。 Kl.R がオフになっていれば、識別モードは終了しています。 Kl.R を繰り返しオンにすると、ULF は通常の作動状態になります。 車両を介して携帯電話を操作し、ハンズ フリー通話を行なうために、車両と携帯電話間に Bluetooth が接続されます。
ユニバーサル チャージャー/ハンズ フリー ユニットを Bluetooth 携帯電話と接続させることができます(4 つまで)。 ユニバーサル チャージャー/ハンズ フリー ユニットの受信範囲に複数の電話がある場合、最後に ULF にログインした携帯電話と接続されます。 携帯電話の優先順位のために、当該携帯電話と ULF 間の接続を新たに行なう必要があります。
警告
既に 4 つの携帯電話がログインしている場合、最初に ULF にログインした携帯電話が消去されます。 携帯電話を新たにログインする必要があります。
bluetooth 方式の携帯電話をユニバーサル チャージャーおよびハンズ フリー ユニットに初めて接続する際には、接続にあたって、携帯電話にユニバーサル チャージャーおよびハンズ フリー ユニットの Bluetooth コードを 1 回だけ入力する必要があります。 Bluetooth コードは取扱説明書に記載されています。 Bluetooth コードは BMW 診断システムのコントロール ユニット機能から読み出すことができ、コントロール ユニットのラベルに記されています。
ユニバーサル チャージャー/ハンズ フリー ユニットの交換
ユニバーサル チャージャー/ハンズ フリー ユニットを交換することによって、Bluetooth コードも変わります。 新しい Bluetooth コードはコントロール ユニットの添付用紙に記されていて、車両の取扱説明書に貼る必要があります。
エマージェンシー コールの送信用に、ユニバーサル チャージャー/ハンズ フリー ユニットには、エマージェンシー コール番号 112 がメモリーされています。