エバポレーター制御(コンプレッサー制御)
エバポレーターの制御 は、操作パネルの エア コンディショナー スイッチ の操作により作動します。 エア コンディショナーの始動状態 は、エア コンディショナー スイッチ の LED によって表示されます。 制御機能付きコンプレッサー が取り付けてある場合は、作動停止の限界値は 外気温度によって 変わり、1°C から 3°C の間です。 通常のコンプレッサー が取り付けてある場合は、作動停止の限界値は 高い外気温度 (> 30°C)では 1°C 低下します。コンプレッサー と 電動ファン は直接DME ユニット、またはDDEユニットによって制御されます。 A/C コンプレッサー と 電動ファン の 作動要求 は、K バス を介して DME/DDE に伝送されます。 プレッシャー センサーは、 冷媒圧力 もモニターし、 圧力が高すぎたり低すぎたりするときはコンプレッサーをオフにします。
マグネット クラッチの作動要求の切換え条件:
オン:エア コンディショナー スイッチがオンで、エバポレーター温度 > 4°C(外気温度による)、クーラント温度< 117°C、コントロール ユニットの Kl.30 の電圧 > 9.7 のとき。
オフ: エア コンディショナー スイッチがオフ、またはエバポレーター温度< 3°C (外気温度による)、またはブロワー ステージ 0、または水温 > 120°C、または Kl.15 がオフ、または Kl.30 の電圧<9 V のとき。
DME_AC アイドル回転数上昇の切換え条件:
エア コンディショナー スイッチが操作されると、アイドリング時にも十分な冷却力を作り出せるように、エア コンディショナー システムが K バスを介してアイドル回転数アップを要求します。
オン: エア コンディショナー スイッチがオンで、外気温度が > -10°C のとき。
オフ: エア コンディショナー スイッチと DME_KO がオフ、またはブロワー位置が 0 で DME_KO がオフ、または外気温度 <-10°C で DME_KO がオフのとき。
DME_KO コンプレッサー制御:
K バス を介して、DME/DDE は コンプレッサー オン の作動要求を受信します。 フルロード カット オフ がない場合は、DME からの リレー を介してコンプレッサーが作動します。 A/C コンプレッサーの 負荷モーメント は、プレッシャー センサー信号 から出て、K バス を介して DME/DDE に転送されます。
電動ファンの無段階制御:
プレッシャー センサーにより エア コンディショナーの 冷媒圧力が検知され、 データ リストに基づいて電動ファン ステージ に変換され、 K バス/CAN バスを介して DME/DDE に転送されます。 DMEは、 無段階制御 ファン モーター 用の制御電圧 を生み出します 。
重要!!!
新機能 IHKR46 および IHKA46 SW 以降: V005.0 :
該当車両: 99 年生産変更以降の E46 および部品センターの部品 新しいソフト ウェアは互換性があります! コントロール ユニットはコーディングされなければなりません
コントロール ユニットに コンプレッサー保護機能 が内蔵されました。 コントロール ユニットの 初期モードおよび新規コーディング の場合 エア コンディショナー LED が点滅しますアイドリングの場合、エア コンディショナーを90 秒間作動させます この 90 秒間で冷媒と冷媒用オイルが混合され、分配されます。 その後エア コンディショナー LED は常時点灯します。 それによってコンプレッサーの高すぎる始動トルクと損傷が防止されます。