パーキング ヒーター ユニットでは、以下の故障内容が考えられます:
- パーキング ヒーターが始動しない(ホット エア ブロワーの音が聞こえない)
- パーキング ヒーターが 1 回あるいは数回始動しようとした後にスイッチが切れる(ホット エア ブロワーの音が聞こえ、その後でスイッチが切れる)
原因としては、車両が以下の状態にあるために、故障時のロックが働ていることが考えられます。
- 1)電圧降下カット オフが作動中
- 2)過熱保護が作動した
- 3)燃料不足による故障時のロック
それぞれの故障内容に対する処置は、状況によって異なります:
- 1)に関して:バッテリーの状態と電荷について、オルタネーターで点検します(注意: 短距離走行特性は継続的な問題を発生させる恐れがあります。顧客にこのことを説明してください)。
- 2 および 3)に関して:故障時のロックは
サービス機能「パーキング ヒーター ロック解除
」
によってキャンセルします。 パーキング ヒータの
燃料が全くなくなると
パーキング ヒーターは
3 回
始動を試みます。 これに成功しないとコントロール ユニットがロックされます。 最低燃料残量は 8 リッターです。つまり予備用タンクや充填量の少ない場合は、燃料供給を確保します。 すべてのホース配管の
折れ
と漏れを点検します。
「パーキング ヒーターのロック解除」についてのインフォメーション:
- サービス機能 ヒーター故障時のロックをリセットするか、
- または、マニュアルで パーキング ヒーターをオンにします。
60 秒
以内に電源供給(Kl.30)をフューズを抜いて 切り離し、最低 2 秒開いたままにします。続いてパーキング ヒーターをオフにし、、フューズを再びセットします。
重要:IHKA コントロール ユニット(E38)内にパーキング ヒーターに関する故障がメモリーされていると、パーキング ヒーターを作動させることができません。この場合、まず IHKA のディフェクト メモリーを消去します。考えられる故障: