マイクロ パワー モジュール
マイクロ パワー モジュールは
- K CAN データ バスに接続されていて、
- Kl.30<52 から電圧を供給され、
- その他に Kl.15 に接続しています。Kl.30<52 が断線すると、マイクロ パワー モジュールは Kl.15 から電圧を供給されます。ディフェクト メモリーに故障「Kl.30」が登録されます。
- Kl.30<57 は双安定リレーを介して制御されます。マイクロ パワー モジュールの Kl.30<57 は「通常の」作動モードで常にオンにされています。バッテリーの放電を引き起こし、その結果、路上故障の原因となる故障ステイタスが車両に検知されると、オフにされます。以下のコントロール ユニットはマイクロ パワー モジュールによってオン/オフされます。
- Car Communication Computer
- マルチ オーディオ システム コントローラー
- DVD チェンジャー
- CD チェンジャー
- ナビゲーション システム
Kl.30<57 のオン
以下の場合、リレーは Kl.30<57 をオンにするように制御されます。
- マイクロ パワー モジュールに最初に電圧が供給されたとき
- Kl.15 のインプットに電圧レベルがかかったとき
- Kl.R オン
- 車両がロック/ロック解除されたとき
- トランク リッドが開閉されたとき
- ドアが開閉されたとき
Kl.30<57 のオフ
以下の場合、リレーは Kl.30<57 をオフにするように制御されます。
- バッテリーが始動特性の限界に達したとき
- 「呼出し」の数が 30 の限界値に達したとき
- バス活動時、電圧降下(U < 9 V)が 60 秒以上発生したとき
- 60 分後、K CAN データ バス(Kl.R オフ時)が依然として活動しているとき
インテリジェント バッテリー センサー
バッテリーのステイタス(電圧、電流、温度)はインテリジェント バッテリー センサーによって測定されます。インテリジェント バッテリー センサーはデジタル モーター エレクトロニクス(またはデジタル ディーゼル エレクトロニクス)と接続しているシリアル ケーブルおよびウェイク アップ ケーブルと接続しています。デジタル モーター エレクトロニクス(またはデジタル ディーゼル エレクトロニクス)は、バッテリー センサーから受信した情報をマイクロ パワー モジュールへ転送します。この情報に基いて、マイクロ パワー モジュールは Kl. 30<57 をオン/オフします。