セイフティ ゲートウェイ モジュール

セイフティ ゲートウェイ モジュールは、信号と情報を以下のバス システムへ変換します。

診断システムと車両間の接続は、もっぱらセイフティ ゲートウェイ モジュールを介して行われます。セイフティ ゲートウェイ モジュールは、シリアル銅製ケーブル(= 診断ケーブル)を介して OBD コネクター(オンボード診断)と接続しています。OBD コネクターに、診断ヘッドを接続します。光ファイバー ケーブル バス BYTEFLIGHT はセイフティ システム(エアバッグなど)に配置されています。PT-CAN バスの使用範囲はエンジン関係、K CAN システム バスの使用範囲はボディ関係です。

起動およびスリープ動作

セイフティ ゲートウェイ モジュールはバスの 1 つが起動すると、起動回路および BYTEFLIGHT バスを介して K CAN バス、PT CAN バスを起動させます。

備考:

PT-CAN バスに接続しているコントロール ユニットは、個別の起動回路を使います。PT CAN バスに接続しているコントロール ユニットは、起動回路のハイ レベルで起動します(パルス継続時間、約 500 ms、レベル min. 5 V)。イグニッションがオンのときは(つまり K.15 オン)、起動回路に 9 V 〜 16 V 間の定電圧がかかっています。

セイフティ ゲートウェイ モジュールの機能テスト

以下の機能テストは、セイフティ ゲートウェイ モジュールが作動するかどうかの判断の拠り所となります。

上記の機能テストが正常な場合、セイフティ ゲートウェイ モジュールは正常であると判断されます。