エンジン付近ディーゼル微粒子フィルター DDE6.0 - M47TUE2

特定の車両には、2005 年から施行される EU4 法令を満たすためにコーティングが施されたディーゼル微粒子フィルターが必要です。
ディーゼル微粒子によって、排ガスに含まれるカーボンの微粒子が効率良く(> 95 %)分離されます。窒素酸化物(NOx)の排出に関しては、ディーゼル微粒子フィルターは関係しません。窒素酸化物はエンジン内部の処置によって低減されます。
BMW で使用されている微粒子フィルター システムはメインテナンス不要で、車両の耐用年数に比例しています。フィルター再生のためのガソリン添加剤は不要です。

M47TUE2 のディーゼル微粒子フィルターは、新型モデル 118D、318D、120D および 320D の場合エンジン近くに取り付けられており、酸化触媒コンバーターと共にケース内にあります。新型モデル 520D および X3 2.0D の場合、このコンポーネントは車両アンダー ボディにあります。


フィルター エレメントは耐熱性の高い珪素製のセラミックス製モノリスから構成されます。フィルター エレメントには 50 % の孔があり、白金触媒コーティングが施されています。このコーティングはカーボンの点火温度を下げ、微粒子フィルタ−の健全な再生特性を確保します。

微粒子フィルター システムの変更点

ディーゼル微粒子フィルターの基本機能のために以下の変更点が加えられます:

 

導入

ディーゼル微粒子フィルターの採用は、EU4 基準と時を同じくしています。この排気ガス基準は 2005 年に効力を発します。ディーゼル微粒子フィルターは、M47TUE2 エンジンには以下の時期に導入されます:

- E87、E90:2005/03 以降

- E83、E60:2005/09 以降

BMW Technik も参照:

TIS -> ドキュメント -> SI Technik -> SBT-ナンバー入力:

SBT ナンバー:

11 06 04117 および 18 02 03062