燃料温度センサー DDE 5.0/5.1
燃料温度センサーは高圧ポンプ直前のフューエル フィードに取り付けられていて、可変抵抗(NTC = マイナス温度係数)を介して燃料温度を検知します。
燃料温度は、以下の機能の測定値として使用されます:
- エンジン オーバーヒート保護
- 噴射量の演算
- プリフィード ポンプへの作動要求の演算
- 圧力波の補正:
複数噴射式コモン レール システムの場合、各噴射がレールとインジェクター間のラインおよびインジェクターの高圧ボアに圧力波を発生させます。この圧力波は、以下の噴射の噴射量に影響を与えます。間隔を変えて噴射できるように、噴射間隔、レール プレッシャー、燃料温度に応じて、この影響を最小にする必要があります。
故障時の処理
燃料温度センサーが故障の場合、故障 4000、4001 「燃料温度センサー」がメモリーされることがあります。
点検に関するヒント
燃料温度センサーは、プラス側にショートすると破損します。