オーディオ アンプ

2 種類のアンプによって音が理想的に再生されます。

それぞれ希望する数、種類のスピーカーを取り付けることが可能です:

アクティブ分波器が特定の周波数範囲だけを対応するアンプ コンポーネントに伝えるので、音はその時々で接続されているスピーカー システムにより最適に再現されます。スピーカー(高音、中音、低音用スピーカー)が、このファイナル ステージに接続されています。

コンポーネント簡略説明

ステレオおよび HiFi アンプ

HiFi アンプは、アクティブな分波器付きアンプです。アクティブ分波器では、パッシブ分波器付きアンプより良質の音響効果が得られます。

HiFi アンプには車速感応式音量増大機能や車速感応式イコライジングは装備されていません。HiFi アンプは、低音出力の増強だけを行います。

HiFi アンプは、診断機能を備えたコントロール ユニットではありません。

Top HiFi アンプ

Top HiFi アンプは、アクティブな分波器付きアンプです。アクティブ分波器では、パッシブ分波器付きアンプより良質の音響効果が得られます。

Top HiFi アンプは、MOST リンケージ接続のコントロール ユニットで、以下の機能を持っています:

オーディオ システム コントローラー(ラジオ/M-ASK/CCC)

オーディオ システム コントローラーはラジオ/M-ASK/CCC コントロール ユニットに含まれます。ASK は全てのオーディオ信号を管理します。

ステレオ/HiFi のサブウーファー アンプ

補助サブウーファー アンプは、2 チャンネル仕様です。サブウーファー アンプは、アンプ ハウジングに内蔵されています。

サブウーファー アンプは、専用電源を備えています。サブウーファー アンプは、ASK からの信号によりオンになります(8 V 以上 = オン/< 6 V = オフ)。

サブウーファー アンプは、ASK からの作動要求により車速に感応して音量を増大させます。特に、高速時には低音領域で音量が増大されます。

コントローラー付きコントロール ディスプレイ(CD)

コントロール ディスプレイで、フィールド シュミレーションおよびユーザー プログラム可能なイコライザー機能が利用できます。希望する機能の選択には、センター アーム レストのフロント部分にあるコントローラーを使用します。

Top HiFi アンプのメイン機能

エレクトロニクスのスイッチ オン

アンプは電力供給のため、常時プラスとグラウンドに接続されています。アンプは MOST バスを通じて励起されます。アンプが作動を開始するのは、以下が検知されてからです:

エレクトロニクスのスイッチ オフ

アンプは電力供給のため、常時プラスとグラウンドに接続されています。アンプは制御インプット 9 〜 16 V の作動電圧範囲で機能します。

制御インプットの電圧が< 9 V の場合、アンプは自動的にオフになります。これにより、車両駐車中などにアンプが作動を続けることが防止されます。

電圧降下カット オフ

エンジン始動時には、電圧が短時間、作動電圧の下限値 9 V より小さくなるため、アンプは自動的にスイッチ オフになります。

スイッチ オン条件が再び満たされると、アンプは自動的にオンになります。

「車速感応式イコライジング」

オプションの Top HiFi アンプと組み合わせると、ASK(オーディオ システム コントローラー)で 7 帯域イコライジング機能を利用できます:

これによって、設定しておいた車速範囲を超えたときに特定の周波数範囲の音量を大きくし、走行時に車両から音響的に発生する雑音の影響を相殺します。回転数 A 信号に対応し、音の高さに応じ、特に低音領域で音量を増加させます。

フィールド シミュレーション

Top HiFi アンプには、良質の音響効果を作り出すサラウンド機能が付いています。サラウンド効果は特に「ピュアな」音源(CD モード)時に得られます。

Kl.「R」がオン(イグニッション スイッチ「1」)になると、空間音響効果がオンになります。オフにする場合は、コントローラーを使用します。

ヒント: 会話の比率が大きい場合、またはラジオの受信状態が悪い場合には、サラウンド機能の使用はお奨めできません。