DME コントロール ユニットは、現在の燃料消費量を計算し、値をオンボード コンピューターへ送ります。 オンボード コンピューターで l/100 km の燃費および平均燃費が計算され、表示されます。
燃費信号は、オンボード コンピューターへ送る前に、DME コントロール ユニットで修正係数が掛けられます。 修正係数は、工場側で 1.0 に設定してありますが、特定の範囲内で’燃費計の同期’によって調整可能です。 このようにして、オンボード コンピューターによって表示される燃費が上下に補正されます。
注意: 調整機能を利用する前に、DME コントロール ユニットに故障がないか、または他のエンジン作動に関する苦情がないか、確認してください。
次の値の間でずれが確認され、顧客から苦情がある場合、調整機能を利用できます:
この両方の値を調整中、該当する箇所に入力します。 調整機能により、自動的に正しい修正係数が算出され、DME コントロール ユニットへ送られます。
修正係数は、最大 12 % 増減できます。 算出した新しい修正係数がこの範囲外であると、ドライバーは最大許容範囲まで調整するか、またはまったく調整しないか質問されます。
希望する調整効果を引き出すには、燃費の正しい算出が必要です。 その場合、次の方法を推奨します:
注意:異なる走行パターンで走行すると、調整の正確さが損なわれ、燃費計が影響を受けることがあります。