注意:

いつ、どの順序でサービス機能を行うか:

1

以下のユニットの交換後:

SMG コントロール ユニット トランスミッション クラッチ センサー

サービス機能’トランスミッション学習’ を実施します。

ヒント:

トランスミッション コントロールは始動時、クラッチ特性を学習します。 従って、最初のシフト操作時、ぎくしゃくすることがあります。

2

シフト メカニズムの再キャリブレーションのために:

サービス機能「トランスミッション再キャリブレーション」を実施します。

ヒント:

トランスミッションの寿命について、センサー信号が狂うことがあります。 結果として生じたシフト動作の異常は H 配線図を新たに学習することによって除去できます。

3

ハイドロリック システムの全ての作業時

1. サービス機能「ハイドロリック システムに関する作業の前に」を実施する。 この機能によって、油圧が低下します。

2. E ボックスの K6318 リレーを作動させる。

3. 作業を実施する。

4. リペア マニュアルに従って、ハイドロリック オイル レベルを点検/補給する。

5. K6318 リレーを再び差し込む。

6. サービス機能「ハイドロリック システムに関する作業の後に」を実施する。この機能によって、ハイドロリック システムのエア抜きが行われます。

7. リペア マニュアルに従って、ハイドロリック オイル レベルを点検/補給する。

8. サービス機能「トランスミッション学習」を実施します。

ハイドロリック システムの作業時の注意:

ハイドロリック システム関係の作業を始める前に、サービス機能を用いて圧力を抜く必要があります。

ハイドロリック システムの作業時、ハイドロリック ポンプが万が一にも作動することのないように、ハイドロリック ポンプ K6318 リレーを抜き取っておきます。 ポンプをオイルが空の状態で作動させてはなりません。 リザーバー プレッシャーが約 40 bar 以下の場合、ドアを開けたときに、SMG コントロール ユニットはハイドロリック ポンプのリレーを制御します。

ハイドロリック ポンプ リレー K6318 は、修理作業の全行程において再び取り付けることはありません。