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正常なバルブ開度高さを得るために、バルブ メカニズムの全許容誤差を補正学習によって調整します。この学習時、エクセントリック シャフトはゆっくりと機械的調整限界域へ移動します。到達した位置がメモリーされ、現在のバルブ ストロークを算出するための基準として各作動ポイントで用いられます。
修理後、最後の停止位置と新しい開始位置(Kl.15 オン時)間の相違が検知されると、学習は自動的に終了します。学習は DISplus テストによっても行うことができます。
DISplus を使って学習を開始すると、短時間エンジン ルームから調整音が聞こえます。学習が正しく終了したかどうか、DME がフィード バックします。
ストップ位置の学習時に、DME のディフェクト メモリーに故障が表示されることがあります。そのためにテスト モジュールがあります。