診断 CCC セルフ テストとシステム テスト
診断 CCC セルフ テストとシステム テスト
理由
Car Communication Computer (CCC) には以下の 5 つのコントロール ユニットが含まれます:
- CCC-A/アプリケーション
- CCC-ASK/オーディオ システム コントローラー
- CCC-GW/ゲートウェイ
- CCC-BO/ユーザー インターフェース
- CCC-ANT/アンテナ チューナー
故障を検知するために、各コントロール ユニットには複数の点検手順があります。故障が存在すると、故障は該当するディフェクト メモリーに登録されます。しかし作動中、プロセッサーの追加の負荷のために必ずしも点検手順の全てが実行されるわけではありません。
この補足の点検手順は個別に開始します。このために、各コントロール ユニットにはいわゆる セルフ テスト といくつかのコントロール ユニットにはシステム テスト があります。これらのテストを開始すると、複数の個別テストが実行されます。故障が発生すると、同様にディフェクト メモリーへ登録されます。
徹底した診断を行うためには、ディフェクト メモリーを点検する前に、コントロール ユニットごとにセルフ テストとシステム テストを行う必要があります。
CCC 用のテスト プランではこのテストが自動的に行われます。
ここでは個別コントロール ユニットのセルフ テストとシステム テストの範囲について説明します。
セルフ テスト
CCC-A/アプリケーション
- ナビゲーション コンピューターのハードウェア(HIP)
- ファイル システム
- ナビゲーション コンピューターのメモリー
- ナビゲーション コンピューターの電源
- ヨーレート センサーの電圧
- ヨーレート センサーのステイタス
CCC-ANT/アンテナ チューナー
- チューナーのハード ウェア
- ダイバーシティ アンテナとの接続部
- チューナーのメモリー
- 内部 8.5 V 電圧
CCC-ASK/オーディオ システム コントローラー
- ASK のハードウェア
- ASK のメモリー
- MD ドライブとの接続部(取り付けられている場合)
CCC-BO/ユーザー インターフェース
- プロセッサー基板のハード ウェア
- DVD ドライブとの接続部
- プロセッサー基板のメモリー
- ブート ファイル
CCC-GW/ゲートウェイ
- ゲートウェイのハード ウェア
- RAD_ON 信号
- CCC の内部電圧
- ゲートウェイのメモリー
- DVD ドライブの取出し口付き CCC 内の温度
システム テスト
CCC-A/アプリケーション
- GPS アンテナ接続部
- ナビゲーション コンピューター接続部
CCC-ANT/アンテナ チューナー
CCC-ASK/オーディオ システム コントローラー
- マイクロホン
- ミュート信号
- オーディオ インプット/オーディオ アウトプット
- 電話接続部
- 音声処理システム
- CCC 内部接続部
CCC-BO/ユーザー インターフェース
- プロセッサー基板のハード ウェア
- セントラル インフォメーション ディスプレイとの接続
- CAN バス
- 内部 MOST バス
- 音声処理システム
CCC-GW/ゲートウェイ
- ゲートウェイのハード ウェア
- CAN バス
- MOST バス
- ファン
- スピーカー接続部
- Kl.58g(メーター パネル照明)