バッテリー交換の記録

なぜバッテリー交換を記録するのですか?

新しいバッテリーの取付け後、サービス機能「バッテリー交換の記録」を実施する必要があります。バッテリー交換の記録は、パワー マネージメント(エンジン エレクトロニクスおよびインテリジェント バッテリー センサーのソフトウェア)に、新しいバッテリーが車両に取り付けられたことを知らせるために必要です。
バッテリー交換を記録しないと、パワー マネージメントが正しく機能せず、たとえば個々の負荷の機能の低減またはスイッチ オフなどのような機能制限を招くことがあります。

バッテリー交換の記録

このサービス機能により DME/DDE のパワー マネージメントにバッテリー交換が通知されます。以下のステップが実行されます。

バッテリー交換:他のバッテリー容量または AGM バッテリー

バッテリーはエンジンおよび装備によって異なるので、以下の情報が CAS にコーディングされています:

バッテリー交換の場合、通常生産ラインで取り付けられたバッテリー容量を使用しなければなりません。
そのため、より多いまたはより少ない容量のバッテリーを取り付ける場合、または AGM バッテリーを取り付ける場合は、Progman を使用して CAS を新たにコーディングする必要があります。

 

BLB0506GR6121BATT

バッテリー:バッテリー容量およびバッテリー タイプ

バッテリー容量はラベルにあるテクニカル データから読み取ることができます。他のラベルには安全に関する注意事項があります。
AGM バッテリーは黒のバッテリー ケースであることから識別可能です。サイクル耐性の高い AGM バッテリーは装備およびシステム回路の特別仕様に応じて採用されます。