燃費算出同期 DDE5.0/5.1

DDE コントロール ユニットは、現在の燃料消費量を計算し、値をオンボード コンピューターへ送ります。オンボード コンピューターで l/100 km の燃費が計算され、表示されます。

調整機能

燃費信号は、オンボード コンピューターへ送る前に、DDE コントロール ユニットで修正係数が掛けられます。修正係数は、工場側で 1.0 に設定してあり、特定の範囲内で燃費算出が調整されます。このようにして、オンボード コンピューターによって表示される燃費が上下に補正されます。

使用方法

注意: 調整機能を利用する際に、DDE コントロール ユニットの故障や他のエンジン作動に関する苦情がないようにしてください。

次の値の間でずれが確認され、顧客から苦情がある場合、調整機能を利用できます:

この両方の値を調整中、該当する箇所に入力します。調整機能により、自動的に正しい修正係数が算出され、DDE コントロール ユニットへ送られます。

修正係数は、最大 5% 増減できます。算出した新しい修正係数がこの範囲外であると、ドライバーは最大許容範囲まで調整するか、またはまったく調整しないか質問されます。

燃費の算出

希望する調整効果を引き出すには、燃費の正しい算出が必要です。その場合、次の方法を推奨します:

  1. タンクを満タンにする(縁いっぱい)
  2. オンボード コンピューター:燃費を再度算出する
  3. 数百キロを走行する(必要に応じ数回燃料を補給する)
  4. タンクを満タンにする(縁いっぱい)
  5. 実際の燃費を算出する

注意: 異なる走行パターンで走行すると、調整の正確さが損なわれ、燃費計が影響を受けることがあります。