パラメーターとゼロ位置の学習

パラメーターとゼロ位置の学習によって、新しいセンサーの重要な固有値がダイナミック ドライブ コントロール ユニットへ送られます。この固有値は内部換算用基礎データを得るために、コントロール ユニットを必要とします。この固有値が正しく学習されないと、ダイナミック ドライブ全体のシステム精度が不正確になります。その結果、ダイナミック ドライブが作動できなくなるか、または作動したとしても正しくありません。

パラメーターとゼロ位置は以下のコンポーコンポーネント交換後、新たに学習する必要があります：

• バルブ ブロック
  
• 左右方向加速度センサー
  
• ダイナミック ドライブ コントロール ユニット
  

コンポーネント交換後、ダイナミック ドライブ システムを再び作動可能にするために、以下の順序を遵守する必要があります：

1. センサー パラメーターを学習する：
   バルブ ブロックまたはコントロール ユニットの交換後：プレッシャー センサー
   左右方向加速度センサーの交換後：左右方向加速度センサー
   
2. センサー ゼロ位置を学習する：
   バルブ ブロックまたはコントロール ユニットの交換後：プレッシャー センサー
   左右方向加速度センサーの交換後：左右方向加速度センサー
   
3. 作動を開始する(ダイナミック ドライブ サービス機能)
   

パラメーターおよびゼロ位置学習のための前提条件

センサーのパラメーターまたはゼロ位置学習のジョブを開始する前に、車両を以下の状態に保つ必要があります：

• エンジン オフ、イグニッション オン
  
• 車両は水平状態にある
  
• 車両は振動を受ける状態にない