ダイナミック スタビリティ コントロール DSC 8Plus

機能説明は BMW Technik を参照:

TIS -> ドキュメント -> SI Technik -> SBT ナンバー入力

SBT ナンバー:34 01 05 126

 

診断上の注意事項

 

故障修理またはディフェクト メモリー消去

修理後ディフェクト メモリー消去時に問題が発生する場合、以下の手順を進める必要があります:

  1. イグニッション オフ時の故障の修理
  2. イグニッション オン:ディフェクト メモリーを消去します
  3. イグニッション オフ:5-10 秒待って、イグニッションを再びオンにします
  4. ディフェクト メモリーを新たに消去します

注意:

表示灯と警告灯は、特定の故障の場合、短距離のテスト走行後にようやく消灯します。

 

DSC ユニットまたは DSC コントロール ユニット交換手順

DSC ユニットまたは DSC コントロール ユニットの交換後、コントロール ユニット自体がコーディングされます。この手順の際、車体番号もメモリーされます。従って、舵角センサーの同期は DSC 8/DSC 8Plus では不要です。始動ごとに(イグニッション オン)、DSC はメモリーされた車体番号を実際の車体番号と比較します。車体番号が一致しない場合、DSC は車両タイプに応じてコーディングされます。この時にセンサーの学習された調整値が基本調整にリセットされます(例外:前後方向加速度センサー)。

以下の作業を実施してください:

  1. DSC コーディング
    (RPA データはコーディングされます:E90 の 4 輪駆動車:SZL データはコーディングされます)
  2. DSC ユニット エア抜き作業
  3. ブレーキ ライン取り違えテスト
  4. タイア パンク表示初期化(取扱説明書を参照)

DSC センサー交換

DSC センサー交換後、サービス機能「DSC センサー同期」を実施する必要があります。DSC センサーで、前後方向加速度センサーが同期されます。

 

舵角センサー交換

舵角センサーは、ステアリング コラム スイッチ センターと一体化されています。舵角センサーは、個別に交換することはできません。サービス機能「舵角センサー同期」またはアクティブ ステアリング装備車のサービス機能「アクティブ ステアリング セットアップ/調整」は、以下の作業後に実施する必要があります:

一般注意事項 DSC 8Plus

E60 4 輪駆動車には、4 輪駆動システム xDrive が取り付けられます(E53 および E83 でお馴染み)。システムは、DSC 8 の発展型であるダイナミック スタビリティ コントロール DSC 8Plus に基いています: