機能点検説明書、ヒーター テスト運転

このドキュメントでは、ヒーター テスト運転のテスト モジュールを用いる際に、何に注意すべきかについて記述されます。

ヒーター テスト運転の機能

テスト モジュールは、以下に簡潔に記述される 3 つの章に分かれています。

1. ロックを点検する パーキング ヒーター ユニットがロックされている間は、ヒーター テスト運転を行うことはできません。このため、ロックが検知された場合はテスト モジュールの開始前にパーキング ヒーター ユニットが自動的にロック解除されます。(パーキング ヒーター ユニットが自動的にロック解除されない場合は、ドキュメント「知っておくべきこと」を参照してください。)

2. ディフェクト メモリーを消去する パーキング ヒーター ユニットのディフェクト メモリーを消去することができます。パーキング ヒーター システムを点検するためにいわゆる最終テストとしてリペアの最後にヒーター テスト運転を行う場合、ディフェクト メモリーを消去する必要があります。ディフェクト メモリーを消去するためのその他の理由としては、ディフェクト メモリー登録の点検も挙げられます。

3. ヒーター テスト運転のスタート ヒーター テスト運転はひとりでにスタートし、終わりにヒーター テスト運転の結果が正常か、正常でないかを知らせます。 ヒーター テスト運転の結果に関わらず、続いてディフェクト メモリーが新たに読み出され、必要に応じ対応するテスト モジュールを行う必要があります。

注意: ヒーター テスト運転中は、排気ガス排出装置をパーキング ヒーター ユニットのエキゾースト パイプに接続してください。