BYTEFLIGHT バス システムは、星型配置構造になっています。個々の中継サテライト(= センサー付き/無しコントロール ユニット)は、光ファイバー ケーブルを介してスター カプラーによって相互に接続されています。BYTEFLIGHT バス システムのスター カプラーは、SIM(セイフティおよびインフォメーション モジュール)です。各中継サテライトには、BYTEFLIGHT バス接続するための送信モジュール(トランスミッター)と受信モジュール(レシーバー)がユニットとして付属しています。これらのユニットには送信ダイオード、受信ダイオードが内蔵されています。
以下のディフェクト メモリー登録の手順は、次のとおりです:
その際、状況は 2 つに分類できます:
次の 表 1 は、送信コントロール ユニットから一定のメッセージが送られない場合、どのコントロール ユニットがディフェクト メモリーを登録したかを示します。最初の縦の欄には送信コントロール ユニット(SSG)が表示され、最初の横の行には受信コントロール ユニット(ESG)が表示されます。
表 1:
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ESG |
SASL |
SASR |
SBSL |
SBSR |
SFZ |
SIM |
SSBF |
SSFA |
SSH |
STVL |
STVR |
SZL |
SSG |
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SASL |
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X |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
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SASR |
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X |
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X |
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X |
X |
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SASR |
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X |
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SBSL |
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X |
X |
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X |
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X |
X |
X |
X |
X |
X |
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SBSR |
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X |
X |
X |
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X |
X |
X |
X |
X |
X |
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SFZ |
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X |
X |
X |
X |
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X |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
SFZ |
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X |
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X |
X |
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X |
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STVL |
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X |
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X |
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STVR |
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X |
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X |
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SSFA |
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X |
X |
X |
X |
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X |
X |
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X |
X |
X |
X |
SSBF |
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X |
X |
X |
X |
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X |
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X |
X |
X |
X |
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表 2:
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ESG |
SASL |
SASR |
SBSL |
SBSR |
SFZ |
SIM |
SSBF |
SSFA |
SSH |
STVL |
STVR |
SZL |
SSG =? |
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x |
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|
x |
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SASL |
左 A ピラー中継サテライト |
SASR |
右 A ピラー中継サテライト |
SBSL |
左 B ピラー中継サテライト |
SBSR |
右 B ピラー中継サテライト |
SFZ |
車両中央中継サテライト |
SIM |
セィフティ インフォメーション モジュール |
SSBF |
運転席シート中継サテライト |
SSFA |
助手席シート中継サテライト |
SSH |
リア シート中継サテライト |
STVL |
左フロント ドア中継サテライト |
STVR |
右フロント ドア中継サテライト |
SZL |
ステアリング コラムのスイッチ |
フューエル ポンプに関する作業は、必ずイグニッションをオフにしてから行ってください!
エアバッグに関する全ての作業は、必ずバッテリーのターミナル接続を外してから行ってください!
全ての BYTEFLIGHT コントロール ユニット、センサーおよびガス ジェネレーターは、必ずバッテリーのターミナル接続を外してから脱着してください!
BYTEFLIGHT バスの光ファイバー ケーブルを修理する際は、セイフティ インフォメーション モジュール(SIM)とセンサー間に許される切断部は 1 箇所のみであることに注意する必要があります。SIM とドア中継サテライト間では、ドア コネクターにより既に切断箇所が設けられているため、光ファイバー ケーブルを修理することはできません。異常がある場合は、光ファイバー ケーブルを交換する必要があります!