プレッシャー アキュムレーターの充填およびエア抜き

 

サービス機能 プレッシャー アキュムレーターの充填およびエア抜き

ニューマチック式制御システム(PRS)のコンポーネント(圧力センサー、バルブ)の交換の場合、BMW ハイドロジェン 7 では PRS のエア リザーバーをエア抜きしてください。部品交換を実施した後、始動前にリザーバーを外部エア源または窒素源から再び充填してください。この作業はサービス機能で実施することができます。

 

この機能を支障なく実施するためには、エンジンを停止し、車両を確実に動かないように(ハンド ブレーキを引く)してください。その他の注意事項は、プログラミング手順の適切な箇所に付け加えられています。

 

エンジンが始動すると、この機能手順はキャンセルされることに注意してください。キャンセルされると、ジョブは正常に終了しないので、手順を繰り返さなければなりません。エンジンがオフのときは、常に「スタンバイ」状態にあります。



テスト ステップ[1]および[2]の注意事項:

1.) プレッシャー アキュムレーターのエア抜き:

プログラミング手順のエア抜きルーチンをスタートするには、センサーで測定されたリザーバー圧力が 2.3 bar(相対)以上でなければなりません。エア抜きが正常に終了した後、エンジン始動前にプレッシャー アキュムレーターを外部エア源または窒素源で充填する必要があります。そうしないとコンプレッサーが高いエア量を要求してしまいます。これは絶対に避けてください!

2.) プレッシャー アキュムレーターの充填:

充填ルーチンを実施する前に、外部エア源をニューマチック式制御ユニットの供給ラインに接続しておく必要があります。その際、圧力容器と車両側 PRS 間に減圧器を取り付けて、リザーバー内の圧力が急激に上昇しないように注意する必要があります。