ルーム ライトは、以下の機能を含みます。
パワー モジュールは、バッテリー充電状態と車両の静電流消費をモニターします。トランク リッド ロックはパワー モジュールを介して制御されます。インフォメーションはデータ バス K-CAN 周辺機器を介して受信され、伝達されます。
ライト モジュールは車両の照明を制御し、モニターします。情報はデータ バス K-CAN システムを介して受信され、伝達されます。
ルーム ライトはルーフ内に取り付けられており、以下の機能が含まれます:
足元ライトは、サイド ウォール内に取り付けらています。足元ライトは、フロント ルーム ライトと同様に制御されます。
ライトは、L 仕様の場合、ドア シルに取り付けられています。LED は、ライト モジュールによって制御されます。
メイクアップ ミラー照明は、サン バイザー内に取り付けられています。バルブは、カバーを開閉するスイッチで切り換えられます。
リア センター メイクアップ ミラー照明は、ルーフ内に取り付けられています。バルブは、ミラーのボタンが押され、ミラーが開くと、オンになります。バルブは、ミラーが閉じると、オフになります。
グローブ ボックス ライトは、グローブ ボックス内、右フロントに取り付けられています。グローブ ボックス ライトは、グローブ ボックス リッドが開くと、スイッチによってオンになります。
センター アーム レスト ライトは、センター アーム レストの下、コンソール内に取り付けられています。LED は、ライト モジュールによって制御されます。
リモート コントロール付きスイッチ: パーキング ヒーターがリモート コントロールの無線キーでオンにされた場合、フロント/リア ルーム ライトと足元ライトは CAS、CAN ペリフェラル バスおよびパワー モジュールを介して 3 秒間オンにされます。ルーム ライトの作動は、パーキング ヒーターがオンになっていたことを意味します。
ボタン付きスイッチ: フロント ルーム ライト の IB ボタンで、ルーム ライトの ”オン”、”オフ” および ”自動制御” 機能を選択できます。
バルブには AV が供給されるので、リア ルーム ライト のボタンで、独立して、”常時ライト、オン/オフ” に切り換わります。
メーター パネル照明の基本輝度は、メーター パネル内で測定されます。基本輝度は、ライト スイッチのルーム ライト ディマー ポテンショメーターで 10 % 低減されます。平行して、照明の輝度が変更されます。
ルーム ライトの自動制御は、2、3 のオン/オフ条件に左右されます。
オン条件
オフ条件
ドアが開いた状態で、ルーム ライトがスイッチでオフにされると、当該ドアが 1 度閉じた後に、自動機能が再び作動可能となります。
ソフト オン/オフ機能は、オンのとき、ルーム ライトの輝度をゆっくりと 10 % から 96 % 上げ、オフのとき、96 % から 10 %へ下げます。ルーム ライトがフロント ルーム ライトの IB ボタンでオンにされると、フロント ソフト オン/オフ機能は作動可能となります。リア ルーム ライトのボタンが押されると、機能がオフにされ、リア ルーム ライトがフル輝度に切り換わります。機能は、コーディングを介して作動オフにできます。
以下のライトは、車両駐車状態の時にオンにすることができます:
ライトが継続してオンにされている場合、車両バッテリーが放電しないように、パワー モジュールはイグニッションのオフ後、約 15 分間、車両の全ライトをオフにします(Kl.R オフ、IB、VA_K、VA_D オフ)。
ライトは、Kl.R または Kl.15 がオンになるか、またはパワー モジュールで信号交換が行なわれると、再びオンにされます。たとえば任意のドアを開けるか、エンジン フードを開けるか、任意のドアをロック解除することによって。
ISIS システムが衝突を検知すると、万一の救護作業をサポートするために、ルーム ライトの緊急照明用ソフト オン/オフ機能を介して 1 分後に IB が継続してオンになります。オフは、ルーム ライトのボタンのオフ機能の調整または ISIS のオン ステイタスのリセットによってしか行なわれません。