バッテリー温度に応じた最適な充電電圧がパワー モジュールによって設定されます。
パワー モジュールはバッテリー部分での電圧をモニターして、エンジン エレクトロニクス(DME または DDE)を通じてオルタネーターに対して充電電圧をプリセットしています。
負荷によって生ずる、オルタネーターとバッテリー間にある電源配線の電圧降下のため、
値が異なることがあります。
バス テレグラム |
意味 |
オルタネーター電圧規定値と |
(パワー モジュールによりプリセットされ、バッテリーが充電のために受信する値) |
オルタネーター電圧プリセット |
オルタネーターで発生する電圧の規定値 |
バッテリー温度に依存するバッテリー電圧最大値:
−17° C で 16 V
40°C で 13.5 V
電圧範囲はコーディングすることで以下の値に限定することが可能です:
最大値 15.5 V
最低値 14.0 V
測定したバッテリー温度が許容範囲外にあった場合、
バッテリーの電圧は 14.3 V の固定値に制御されます。
チャージ コントロールの機能テスト
冷却スプレーで温度センサーを冷却しながら電圧を点検します。温度センサーの冷却によって電圧上昇が起こらなければいけません。
電圧はゆっくり上昇し、5 秒ごとに 0.1 V ステップです。