CD チェンジャー(CDC)

CD チェンジャーは、MOST リンケージのコントロール ユニットの 1 つです。交換カセットには、最大 6 つの CD をセットできます。温度が70 °C を超えると ASK はオフになります。そうすると MOST 機能は選択できなくなります。

操作パネル

イジェクト ボタン

イジェクト ボタンは録音媒体を取り出すためのものです。この機能は、コントロール ユニットのステイタスから独立しています。コントロール ディスプレイに、ASK 内の録音媒体が表示されているのに、録音媒体を取り出せない場合、装置の機械部品が故障しています。

MOST バス

MOST バス(メディア オリエンティッド システム トランスポート)を通じてオーディオ、ビデオ、ナビゲーション コンポーネントがネットワークに組み込まれています。要求に関するインフォメーションは、MOST バス メッセージを介して、関係するコントロール ユニットに伝送されます。コントロール ユニットが自身に対するメッセージを受け付けない場合、送信コントロール ユニットは動作を最大 5 回繰り返します。それでも受信コントロール ユニットがメッセージを受け付けない場合は、動作が開始しません。

操作

機能

ASK を介して

MFL を介して

CD を介して

次/前のタイトル

はい

はい

いいえ

クイック サーチ

はい

はい

いいえ

音量変更

はい

はい

いいえ

 

機能

オーディオ システム コントローラーのプッシュ ロータリー ボタンを回すと、その時作動している音源の音量が調整されます。ボタンが回されると、ASK はステイタス変更をコントロール ディスプレイへ送信します。コントロール ディスプレイはその時作動している音源を検知し、設定音量の高さと作動している音源についてメッセージを ASK に送信します。該当する装備では、メッセージは Top-HiFi アンプにも送信されます。これらのコンポーネントがスピーカーの音量をテレグラムに従って制御します。

「音量設定」 の機能はマルチ ファンクション ステアリング ホィール(MFL)を介しても実行できます。MFL はステイタス変更を CAN 経由でコントロール ディスプレイへ送信します。コントロール ディスプレイはステイタス メッセージを処理し、新しい音量値と作動している音源についてのメッセージを ASK または Top-HiFi アンプへ送信します。従って、故障箇所は、機能不良の際、2 つのコントロール ユニットに特定することができます。

ASK を介してのサーチ機能

キーを押すと、ASK はステイタス変更をコントロール ディスプレイへ送信します。コントロール ディスプレイはその時点で作動しているオーディオ音源を検知し、変更についてのメッセージをそれぞれのコントロール ユニットへ送信します。機能:次のタイトル(ドライブ)、次の放送局(テレビ、ラジオ)

MFL を介してのサーチ機能

キーを押すと、MFL は CAN 経由でステイタス変更をコントロール ディスプレイへ送信します。コントロール ディスプレイはその時点で作動しているオーディオ音源を検知し、変更についてのメッセージをそれぞれのコントロール ユニットへ送信します。機能:次のタイトル(ドライブ)、次の放送局(テレビ、ラジオ)