アンテナ

FM アンテナと AM アンテナ

E70 には FM 用ダイバーシティ アンテナが標準装備されています。ダイバーシティ アンテナにはアナログ ラジオ アンテナが接続されています。

以下のラジオ アンテナが取り付けられています:

電磁適合性(EMC)を高めるために、追加のグラウンド接続によりさまざまな処置が行われています。

GR_FB8407003

インデックス

説明

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説明

1

FM3 アンテナ

2

AM アンテナ

3

ダイバーシティ アンテナ

4

FM1 アンテナ

5

FM2 アンテナ

 

 


コンポーネント簡略説明

アンテナの以下のコンポーネントについて説明します:

AM アンテナ

AM アンテナは SW、MW、LW 域のラジオ放送局を受信します(AM=「振幅変調」、SW=「短波」、MW=「中波」、LW=「長波」)。

FM アンテナ

3 つの FM アンテナが取り付けられています。

FM アンテナは、VHF 域のラジオ放送局と交通情報を受信します(FM=「周波数変調」、VHF= 「超短波」)。

ダイバーシティ アンテナ付きアンテナ アンプ

アンテナ アンプはダイバーシティ アンテナ内にあります。アンプは AM 用と FM 用に分かれています。 ダイバーシティ アンテナはリア ウィンドウ上方のトランク リッドの内側に取り付けられています。

GR_FB8407004

インデックス

説明

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説明

1

VICS アンテナ(日本仕様)

2

電源供給と FBD レシーバー

3

グラウンド接続付き固定ボルト

4

リア ウィンドウ アンテナ(FM2、FM3、TV3)

5

リア スポイラーのアンテナ(AM、FM1)

 

 

ラジオをオンにすると、ターミナル RAD_オンを介してアンテナ アンプに直流電圧が供給されます。 ラジオ チューナーは同軸ケーブルでダイバーシティ アンテナに接続されています。
機能「ダイバーシティ アンテナ」により受信する FM アンテナが選択されます。このアンテナの信号の状態が悪化した場合、自動的に次のアンテナに切り換わります。

FM 用ダイバーシティ アンテナの切換え順序は以下のように決められています:

FM1 -> FM2 -> FM1 -> FM3

この後は、再び FM1 アンテナに切り換わります。このアンテナはリア スポイラーに取り付けられていることにより、最も受信感度のよい FM アンテナとなっています。決められた切換え順序により、最も受信感度のよい FM アンテナが最も高い頻度で利用されるようになっています。

ダイバーシティ アンテナは以下の判断基準により、次の FM アンテナに切り換えます。

ラジオの自動ノイズ防止機能により、切換え時の音声の途切れはありません。ダイバーシティ アンテナは信号レベルを評価し、より良い受信状態のアンテナに切り換えます。AM アンテナ信号、ダイバーシティ アンテナおよび診断モードは、直流電流(Us)により切り換えられます。直流電圧(Us)はラジオによって形成され、ダイバーシティ アンテナで評価が行われます。

複数の信号を同時に同軸ケーブルで転送できます。周波数が異なるので、これらの信号が相互に影響を与えることはありません。

以下の信号は特に同時に転送される場合があります:

システム機能

アンテナの以下のシステム機能について説明します:

電磁適合性を高めるための処置

既知の特定の不具合内容には、すでに生産時に構造的な処置が行われています。

電磁障害のある場合、この構造的な処置について点検します:

  1. エキゾースト システムのグラウンド ストラップ
    影響のある不具合内容:
    エキゾースト システムにより電磁障害がエンジン ルームからエキゾースト システムを介して後方へ伝わります。それによりアンテナ システムが妨害されます。
    電波の弱い場所では AM 受信が妨害されるか、切断されます。
  2. トランク リッドのグラウンド ストラップ
    影響のある不具合内容:
    腐食によりトランク リッドとボディ間のグラウンド接続が失われます。それによりトランク リッドが振動し、電気的に不安定な状態になります。
    車両の製造から 2 〜 3 年後に受信状態が悪化します。
  3. ハイマウント ストップ ランプ用サプレッサー フィルター
    影響のある不具合内容:
    ハーネス内で、ケーブルと AM アンテナを含めてハイマウント ストップ ランプ間に電磁障害が発生します。
    ブレーキング時に受信状態が悪化します。
  4. 同軸ケーブル外側のシールド部
    影響のある不具合内容:
    同軸ケーブル外側のシールド部は、ヘッド ユニットとダイバーシティ アンテナ間の同軸ケーブルのシールドをグラウンドに接続します。
    電波の弱い場所では AM 受信が妨害されるか、切断されます。

GR_FB8407005

インデックス

説明

インデックス

説明

1

エキゾースト システムのグラウンド ストラップ:
リア マフラーの左後部

2

トランク リッドのグラウンド ストラップ
トランク リッド ヒンジに内蔵

3

ハイマウント ストップ ランプ用サプレッサー フィルター:
ルーフ内張りの下の D ピラーの上方に固定

4

同軸ケーブル外側のシールド部:
左 D ピラーのトリム カバーの下に固定


サービスに関する注意事項:

診断上の注意事項

アンテナの診断は以下のように行われます:

BMW 診断システムのテスト モジュールでは、ダイバーシティ アンテナの自己診断が行われます。自己診断には電流測定(直流)に基づいたアンテナ インプットの点検が含まれます。異常が発見されると、自己診断後のアンテナ診断が中断されます。

自己診断の結果が正常だった場合、FM アンテナがオンになり、電界強度について評価されます(アンテナの点検)。

アンテナ診断の図表:

GR_FB8407006

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説明

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説明

1

通常受信モード

(t1 〜 t2:ダイバーシティ 2.5 V)

2

自己診断

3

アンテナの点検

(t6 〜 t8:パルス 8.5 V)

4

自己診断の結果が正常である

(t2 〜 t5:5 V)

5

自己診断の結果が正常でない: 不具合が検知される

(t3 〜 t4:0 V)

6

処置、アンテナ診断により行われる

(t9:AM 0 V


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