交通情報サービス「リアル タイム交通情報(RTTI)」の受信を確実なものとするため、IBOC コントロール ユニットにパッシブ アンテナ スプリッターが取り付けられます。これにより、IBOC コントロール ユニットおよび CCC が HF(高周波)信号を使用できるようになります。RTTI は、ナビゲーション システム Professional とセットで供給されます。CCC により、ナビゲーションは受信した交通情報を使用できるようになります。
インデックス |
説明 |
インデックス |
説明 |
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1 |
ヘッド ユニット |
2 |
セントラル インフォメーション ディスプレイ |
3 |
ダイバシティ モジュール付きアンテナ アンプ |
4 |
アンテナ スプリッター |
5 |
IBOC コントロール ユニット |
RTTI スプリッター用の以下のコンポーネントについて説明します:
インデックス |
説明 |
インデックス |
説明 |
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1 |
IBOC |
2 |
ホルダー付き RTTI スプリッター |
3 |
AM/FM 信号(ダイバシティ モジュール付きアンテナ アンプ) コネクター - カラー コード:黒 |
4 |
AM/FM 信号(CCC) コネクター - カラー コード:カレー イエロー |
5 |
AM/FM 信号(IBOC) コネクター - カラー コード:黒 |
ハイ ディフィニション ラジオの IBOC コントロール ユニットは、AM および FM 周波数帯のデジタルおよびアナログ ラジオ局の受信用にハイブリッド チューナーとして設計されています。デジタル信号の受信には、アナログ信号の受信と同じ信号経路が使われます。このため、ダイバシティ モジュール付きアンテナ アンプと AM および FM アンテナの既存のコンポーネントも使用することができます。
IBOC コントロール ユニットはデジタル オーディオ データを処理し、これを MOST バス(メディア オリエンティッド システム トランスポート バス)を介してヘッド ユニットへ送ります。ヘッド ユニットはオーディオ データをアナログ NF 信号に変換します。NF 信号はスピーカーにより出力されます。
CCC コントロール ユニットは、AM および FM 周波数帯のアナログ ラジオ放送局の受信用に設計されています。IBOC との組合せでは、機能は CCC ではなく IBOC で実行されます。アナログ信号の受信には、ダイバシティ モジュール付きアンテナ アンプと AM および FM アンテナのコンポーネントが使用されます。
アンテナ出力は非シンメトリックに分けられます。IBOC チューナーは 1 dB 減衰された信号を、ヘッド ユニットは 10 dB 減衰された信号を受領します。これにより、作動中の FM アンテナのレベルが 9:1(IBOC:RTTI) の比率で分けられます。アンテナ出力は、スプリッターにより10:1(IBOC:RTTI)の比率で分けられます。アンテナ出力のこの分割は十分なもので、CCC は RTTI データを受信することができます。
ダイバシティ アンテナは、IBOC コントロール ユニットにより制御されます。
RTTI スプリッターの点検のために、テスト モジュールが用意されています。診断の不具合内容選択(65006_CCC:機能障害)または機能選択(車両全体/ボディ/オーディオ、ビデオ、電話、ナビゲーション(MOST リング)/ナビゲーション)によりアクセスできます。
誤記、誤植が生じる可能性があるため、完全な一致を保証するものではありません、また将来予告なしに技術的変更が加えられることがあります。