クーラント温度センサー DDE5.0/5.1
クーラント温度センサーはシリンダー ヘッドにねじ止めされており、可変抵抗(NTC = 負温度係数)を介してクーラント温度を検出します。
クーラント温度は、以下の機能の測定値として使用されます:
- EGR
- 噴射量の演算
- エア コンディショナー制御条件
- ラジエター シャットオフ制御条件(M47TU のみ)
- 電動補助ヒーター制御条件(M47TU のみ)
- チャージ圧コントロール
- 予熱コントロール
- 電動ファンの制御
- ターン フラップの制御(M47TU および M57TU のみ)
- アイドル コントロール
- レール プレッシャー コントロール
故障時の処理
クーラント温度センサーが故障の場合、故障 3EE0、3EE1「クーラント温度センサー」がメモリーされることがあります。
点検に関するヒント
クーラント温度センサーは、プラス側へショートすると破損します。
抵抗点検の規定値
- 20°C での抵抗:2.5-3.0 kΩ
- 50°C での抵抗:0.7-0.9 kΩ
- 100°C での抵抗:0.12-0.17 kΩ