レール プレッシャー コントロール バルブ DDE5.0/5.1

レール プレッシャー コントロール バルブは電気制御式のバルブで、M47TU および M57TU ではレール後方の末端に取り付けられています。M67 では、フューエル レールに取り付けられています。

DDE は DDE によって演算された規定レール プレッシャーに合わせるために、数種類のデューティー比でプレッシャー コントロールを作動させて、レール プレッシャー コントロール バルブを制御します。

機能

レール プレッシャー コントロール バルブは、作動状態に応じて、高圧側からある程度の量の燃料を無圧状態に近いリターン ラインに送ります。レール プレッシャー コントロール バルブがリターン ラインに送る燃料が多いほど、高圧側の圧力が低くなります。

デューティー比、制御フロー、圧力上昇およびバルブによるボリューム フローは以下に関連します：

故障時の処理

レール プレッシャー コントロール バルブの制御時に故障が検知されると、以下の故障がメモリーされることがあります：

• 4332、制御ケーブルの断線
  
• 4333、ファイナル ステージのオーバーヒート
  
• 4340、制御ケーブルの B+ へのショート
  
• 4351、制御ケーブルの B- へのショート
  
• 4378、レール プレッシャー コントロール バルブの故障
  

結果：

• レール プレッシャー コントロールは、フロー コントロールに切り換えられます。
  
• 噴射量が制限されます。