05 内部故障(EEPROM)
考えられる故障原因:
- Kl.30 に電圧がかかっていない
- メモリー ロケーションの不具合
- EMV(電磁的両立性) の干渉
メモリー条件:
- イグニッション オフの場合、データが EEPROM 領域に書き込まれます。
- イグニッション オンの場合、メモリー データを点検します。EEPROM データが正常でないと、このディフェクト メモリーが登録されます。
- Kl.30 から電源が供給されないと、データ伝送が完全に行われない場合があります。
- メモリー ロケーションが不具合の場合、正常に作動しなくなる場合があります。
- ヒント:この故障は、しばしば Kl.30 が中断した場合の付随故障として発生します。
トラブルシューティング:
- Kl.30 の電源供給を点検します。
- ディフェクト メモリーを消去し、イグニッションをオフ/オンし、故障が再度登録されるか点検します。
- はい: 舵角センサーを交換します。
- いいえ: おそらく、EMV(電磁的両立性)の干渉、または一時的断線が原因の可能性があるため、故障を無視します。
ヒント:
- 舵角センサーの交換後は、まず舵角センサーをコーディングしてから、ABS/DSC 診断プログラムで調整する必要があります。