JBE ジャンクション ボックス電子回路の電源供給

詳細な機能説明は BMW Technik を参照:TIS -> ドキュメント -> SI Technik -> SBT ナンバー入力
SBT ナンバー:-> 61 05 04095

JBE 最小機能:

ジャンクション ボックス電子回路(JBE)はフューズ ボックス(SV)の下側に差し込まれています。JBE(A04010a)とフューズ ボックスはひっくるめてジャンクション ボックス(A04010)と呼ばれます。
ジャンクション ボックス電子回路が診断システムと通信可能になるとすぐに、以下の電源供給が行われます:

JBE のリレー(内部および外部):

内部リレーの機能(JBE 内):

外部リレーの機能(フューズ ボックス上):

JBE(内部および外部)のリレーの全てのリレー コイルは恒久的にプラス配線から電源を供給されます。
外部リレーのリレー コイルのプラス電源は接続される負荷ケーブルから供給されます。
内部リレーのリレー コイルのプラス電源は JBE(F63)のフューズ付き電源供給ケーブルから供給されます。
JBEの全てのリレー(内部および外部)はマイナス配線を介して制御されます。

JBE の全ての内部リレーとワイパー ステージ 1 およびワイパー ステージ 2 のリレーはフューズ裏の回路内にあります。JBE のその他の全ての外部リレーはフューズ前の回路内にあります(フューズに不具合がある場合もリレー ノイズが発生)。

バス接続:

JBE は PT-CAN および K-CAN に接続されています。JBE はこのバスにとってゲートウェイの働きをします。診断ケーブルが直接 JBE に接続されているため、診断システムと JBE 間の通信はこのバスに左右されません。

2 つのバスとゲートウェイを必要とする機能例:
DSC スイッチ、マルチ ファンクション ステアリング ホィールの音量調節ダイアル(補助的に F-CAN)

K-CAN を必要とする機能例:
助手席側ドア スイッチを介したパワー ウィンドウ、センター ロック スイッチ、パーキング ブレーキ警告スイッチ

PT-CAN を必要とする機能例:
ワイパー機能(補助的に F-CAN)、ウィンドウ ウォッシャー ポンプ(補助的に F-CAN)

JBE 内の配線接続:

JBE は電子機能の他に JBE に接続された 4 個のコネクターの多くの配線のためのコネクター機能も備えています:

コネクターによる接続はハーネスの最適化にのみ用いられます。この場合、JBE は配線の働きだけをします。詳しくは以下の接続です:

JBE の機能:

JBE は以下の機能を満たします: