詳細は電源供給の機能説明一般を参照:
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TIS SI Technik 番号:-> 61 03 04092
E87 以降の 1 シリーズおよび 3 シリーズにはバージョンに応じて Kl.30g-f の切換え用の双安定リレーも装備されています。
Kl.30g-f リレーは、いくつかのオプション装備車にのみ取り付けられています、たとえば Car Communication Computer (CCC)を装備している車両がこれに該当します。
Kl.30g-f リレーは、不具合時に接続されている電気負荷をオフにします。
Kl. 30g-f リレーは双安定リレーで、フューズ ボックスの回路基板に配置されています。このリレーは、ジャンクション ボックス コントロール ユニット(JBE)により制御されます。
双安定リレーには 2 個のリレー コイルがあり、制御の際にはそれぞれリレー コンタクトを開閉します。リレーは、そのつど最後に制御されたポジションに留まります(コンタクト開または閉)。
Kl.30g-f のオフ条件(不具合の場合)
双安定リレーは JBE が不具合の場合に、JBE がKl.30g-f の電源供給を短時間または継続的に遮断するように制御されます。
Kl.30g-f は以下の条件で制御されます:
Kl.30g-f がリセットまたはオフにされる場合、不具合原因がどのコントロール ユニットにあるかについては考慮されません。いずれの不具合の場合にも Kl.30g-f はオフにされます。
コントロール ユニットによって不具合が引き起こされて、Kl.30g-f から電源が供給されなくなると、不具合はスイッチ オフ後も存在し続けます。
Kl.30g-f のオン条件
オン条件は常にオフ条件に優先されます。以下の条件のもとでは、双安定リレーを介して Kl.30g-f は再びオンにされます。
通常の場合、Kl.30g-f は常にオンにされています。
<Kl.R オン> または <Kl.15 オン> の場合、Kl.30g-f は常にオンにされています。