ダッシュボード領域のきしみ音

修理上の注意事項 ダッシュボード領域のきしみ音

 

苦情

ダッシュボードに熱負荷がかかると、きしみ音が大抵右側から日に 1 回から数回発生します。図 1 を参照。路面に凹凸がある(起伏がある)と、この異音が発生することがあります。

原因:

原因はダッシュボードのプラスチック インサート上に接着されているフェルト ストリップが短すぎることにある。

修理の指示

  1. リペア マニュアル RA6422139 に従って右側のフレッシュ エア グリルを取り外します。
  2. ダッシュボードの固定ボルトを外します。固定ボルトを外すと、ダッシュボードが緩みます。
  3. フェルト ストリップが正しく接着されているか目視点検します。図 2. を参照。
  4. フェルト ストリップが正しく接着されていない場合、ダッシュボードとサポート パイプ間に新しいフェルト ストリップを取り付けます。図 3 を参照。
  5. ダッシュボードを再びボルトで固定します。

生産ラインでの処置

生産時期 2007/07/14 以降の車両には、改良されたフェルト ストリップが工場出荷時取り付けられます。

図 1

GR_FB5107044

(1)この領域できしみ音が発生します。

図 2

GR_FB5107063

フェルト ストリップ(1)が正しく接着されているか目視点検します。

フェルト ストリップ(1)の接触面全体から金属片およびプラスチック片を取り除いてください。

図 3

GR_FB5107045

(1)この箇所にフェルト ストリップを取り付けるための隙間を作ってください。

(2)ダッシュボードの固定ボルトを外します。

(3)適切なスペシャル ツールでこの箇所を慎重に押し、ダッシュボードとサポート パイプ(1)間に隙間を作ります。