格納式ハード トップのハーネスの損傷

格納式ハード トップのハーネスの損傷の修理に関する注意事項

ショートが原因でディフェクト メモリー登録が行われた場合、以下の領域のハーネスを点検します。

1. (ルーフ シェル一部開放) ホール センサー領域のハーネスの損傷

(ルーフ シェル一部開放) ホール センサーのコネクターが正しい位置に取り付けられていたか点検します。コネクターが正しく取り付けられていなかった場合、ハーネスのコネクター領域に損傷がないか点検します。図 1 を参照。 修理の後コネクターを側方のハイドロリック シリンダーに固定します。 図 2 を参照。

図 1

GR_FB5407040

(ルーフ シェル一部開放) ホール センサーのコネクターの位置が正しくありません。

図 2

GR_FB5407067

(ルーフ シェル一部開放) ホール センサーのコネクターを側方のシリンダーに固定します。

2. ハード トップのロッドにあるハーネスの損傷

2007 年の第 24 生産週以前の車両にのみ取り付けられています。

図 1 に示したハーネスは、損傷する可能性のある位置へすべり落ちてしまっています。ハーネスの修理の後、タイラップによりハーネスが下方に固定されていることを確認します。

図 2 に示したのは、2007 年の第 24 生産週以降のハーネスの取付け状態です。

図 1

GR_FB5407041

(1)の領域では、ハーネスが損傷する可能性があります。

修理の後、ハーネスはタイラップを使用して下方(矢印方向)に固定します。
ハーネスを、2007 年の第 24 生産週以降の車両の場合と同じ位置に固定します(図 2 参照)。

図 2

GR_FB5407068

2007 年の第 24 生産週以降の車両では、ハーネスはクランプを使用して固定されています。